お客様のお車(ワゴンRスティングレーMH44S)のフロントドアをデッドニングさせていただきました。あまり聞いた事ないと思いますが、私自信はスピーカーを社外の高いのに変えるより効果があるように感じます。それでは作業工程を!
①ドアの内張りを外す
まずはドアの内張りを外します。大体どの車も数本のネジと、クリップで留まっているだけですので、比較的簡単に外すことができます。
画像のワゴンRはドアレバーの箇所と、パワーウィンドウスイッチの後のドアポケット(ドアを閉める時に掴む所)の2箇所しかネジがなかったので、それを外してバコッと引っ張るだけです。
②ドアの下処理
内張りを外すとこんな感じです。本当は、ここにビニールが貼ってあるんですが、画像撮り忘れました…こんな感じで穴だらけなので、良い音出るわけないですよね。
ビニールがブチルゴムで貼られているので、そのビニールを剥がします。そして、ビニールはもう利用しないので、ドアに残ったブチルゴムをできるだけ綺麗に取っていきます。このブチルゴムが、フニャフニャ・ネバネバしていてなかなか取るのが大変なので、自分はシールはがしをスプレーして取り除きました。
この後ドアに制振材を貼っていくので、フキフキして脱脂しておきます。
③制振材や吸音スポンジを貼る
下処理が終わったら制振材を貼っていきます。
まずはドアの外側のパネルに数か所貼り、スピーカの後ろになる部分には吸音スポンジを。インパクトビーム(ドアの中を横に走っている棒)も数カ所貼り、外側の処理は完了。
続いてドアにたくさんある穴を制振材でふさいでいきます。きっちりふさいだら、スピーカの音漏れ防止に吸音スポンジを周りに貼り付け、内張りがビビらないようにクッションスポンジを貼って、外したときと逆の手順で内張りを戻したら完成です。
今回作業させていただいたお客様は、今までデッドニングをしたことがなかったそうで、最初はそこまで期待していなかったそうですが、「スピーカーを変えた時よりも違いが感じられる!」と驚かれていました。
フロントドア2枚でしたら、作業工賃込20,000円(税込21,600円)でいたします。スピーカーを変える前に騙されたと思ってしてみたらいかがでしょうか?(笑)
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